ザ・ノンフィクション 川本

ザ・ノンフィクションの川本さん。非常に心に残る老人でしたね。中孝介さんが歌う主題歌「キセキノカケラ」とともに心に残る、そんな内容の今回のザ・ノンフィクションでした。

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一言で言って純粋。そんな８０歳の老人・川本さんは小さいころから近所の子供たちのために映画や幻灯などを楽しませてきました。しかし、家族の理解が得られず最終的に散り散りになってしまい、福島県の浪江町で一匹の犬・シマと寄り添うよに暮らします。


そんな人の良い川本さんに魔の手が忍び寄ります。老後の蓄え２４３０万を騙し取られてしまったのです。そして東日本大震災、更に放射能が襲いかかる・・・


どこまで不幸が続くのでしょう・・・しかし川本さんはそれでも人のために尽くすという精神を忘れていません。避難先の二本松の廃校で周囲の人を楽しませるべく映画や幻灯を上映します。


つつましやかに生きる川本年邦さんの姿に心を打たれない日本人はいないでしょう。今こういった殺伐とした世の中だからこそ全ての日本人に捧げる、素晴らしい番組だったと思います。


個人的には、浪江町のお祭りで一人で石巻焼きそばをたべながら自らの誕生日を祝っている川本年邦さんの姿が印象的でした。


それにしてもあの素晴らしい田園風景を奪った東京電力。決して許すことは出来ません・・・

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